トップ > 用語集 > 原料皮 > うぇっとぶるー【ウェットブルー】

  • ウェットブルーのクロム含有量は、原料皮としての保存にはある程度高いことが望ましい。しかし、種々の再鞣剤による市場の要求に合致するよう多様化するためには、クロム含有量は少ない方がよい。現状では、ウェットブルーの製造のため、クロム鞣剤は裸皮重量の3〜6%程度が使用されている。ウェットブルーの受け入れ品質としては、水分、クロム含有量、pH等が尺度となる。ISO CD 5433では、最低水分50%、クロム含有量3%(皮質分に対するCr2O3)、pH3.3(水抽出液)及び最低皮質分70%を基準としている。日本タンナーズ協会では、昭和57年より諸外国のウェットブルーを買い付け、製革工場の協力を得て各種革に仕上げ、原料皮としてのウェットブルーの実用化試験を行っている。荷揚げ港で外観検査を行い、同時にウェットブルーの一般分析、溶脱クロム量、溶脱窒素量の測定及び電子顕微鏡による銀面の観察を行っている。溶脱クロム量の測定は、ウェットブルーでクロム鞣剤が固着してる程度と、鞣し後の水洗実施を確認するものである。溶脱窒素量の測定は、熱水に溶脱する皮タンパク質を測定して鞣しの不完全な部分の存在を検出しようとするものである。また、銀面の状態を走査電子顕微鏡で観察して毛穴の形状、線維のほぐれや露出(スレ)を評価している。省クロム鞣しによるウェットブルーやウェットホワイトなど原料皮も多様化されるものと考えられ、これに伴いアルミニウム、ジルコニウム、チタンのような鞣剤の測定、溶脱タンパク質、ヒドロキシプロリンの測定などによる総合的な検討が必要となっている。

    総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p20より転載

  • クロム鞣しを施した湿潤状態の革で、原料の一形態として取り扱われている。最近では原皮供給国が、付加価値を高めるために一部加工した原料を輸出することが多くなった。製革工程の合理化のため、準備作業とクロム鞣しを同一条件で行い、再鞣、加脂で製品革の多様化を行うことが普及してきた。

    皮革用語辞典(社団法人 日本皮革産業連合会):2012年11月28日転載

  • クロム鞣しを施した湿潤状態の未仕上げ革で、原料皮の一形態として取り扱われている。塩蔵皮よりも付加価値が高く、準備作業と輸送のコストが安い反面、鞣し条件が画一的であるため、再鞣、加脂等の工程で製品革の多様化を行うことが必要である。

    A raw stock class that has received chrome tanning but for drying or finishing. While it has advantages of a higher added value and cheaper costs of beamhouse operation and transportation than wet salted hide it requires modified recipes for retaining and fatliquoring to respond to the diverse market needs.

    日英中皮革用語辞典(日本皮革技術協会・中国皮革工業協会共編)樹芸書房 2000年:0086Aより転載

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