トップ > 用語集 > 革の損傷 > えんはん【塩斑】

  • 不溶性の塩により皮の線維構造が破壊され、白色、黄色ないし褐色のはん点となり、革の銀面損傷のひとつである。この塩はリン酸カルシウム、炭酸カルシウムなどの混ざったもので、カルシウムは塩蔵に用いられる塩化ナトリウム中の不純物に、またリン酸は皮の成分に由来する。ブラインキュアを施した塩蔵皮に、この塩斑が少ないのは、硫酸カルシウムの溶解度が塩水中では低いためと考えられている。この発生を防止するためには、カルシウム、マグネシウムなどの不純物の少ない塩化ナトリウムで塩蔵を行い、また施塩の初期に皮が脱水状態にならないようにする。

    総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p18より転載

  • 革にしたときに認められる銀面の損傷の一つ。塩じみともいわれる。不溶性の塩により皮の線維構造が破壊され、白色、黄色ないし褐色の斑点となる。この塩はリン酸カルシウム、炭酸カルシウムなどの混ざったもので、カルシウムは塩蔵に用いた塩化ナトリウム中の不純物に、また、リン酸は皮成分に由来する。この発生を防止するには、カルシウム、マグネシウムなどの不純物の少ない塩化ナトリウムで塩蔵を行い、また、施塩の初期に皮が脱水状態にならないようにする。

    皮革用語辞典(社団法人 日本皮革産業連合会):2012年11月28日転載

  • 革にしたときに認められる銀面の損傷の一つ。不溶性の塩により皮の繊維構造が破壊され、白色、黄色ないし褐色の斑点となる。この塩はリン酸カルシウム、炭酸カルシウムなどの混ざったもので、カルシウムは塩蔵に用いた塩化ナトリウム中の不純物に、またリン酸は皮成分に由来する。この発生を防止するには、カルシウム、マグネシウムなどの不純物の少ない塩化ナトリウムで塩蔵を行い、また施塩の初期に皮が脱水状態にならないようにする。

    A leather grain defect due to the salt deposit to disorder the fiber structure of grain layer and to leave white and yellow or brown spots. The salt deposit consists of a mixture of calcium phosphate and calcium carbonate, etc. Calcium comes from the impurity in curing salt and phosphate comes from the fresh hide. To prevent the salt stain, fresh hide should be applied curing salt containing less calcium and magnesium, and also an attention should be paid to avoid an excess dehydration of hide in the early stage of the curing.

    日英中皮革用語辞典(日本皮革技術協会・中国皮革工業協会共編)樹芸書房 2000年:0144Aより転載

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