トップ > 用語集 > 染料 > あにおんせんりょう【アニオン染料】

  • 革用染料の90%以上を占め、染料イオンがアニオン性を示す染料で酸性染料、直接染料、金属錯塩染料などがこれに属する。特に、酸性染料は重要な位置を占める。酸性染料は色相が豊富であり、鞣し革のpHに比較的近い酸性領域で染色を行うことができ、革との親和性も高く、染色作業が比較的単純である。市場の革の色相の75%以上は黒、茶色が占めるが、そのほとんどは酸性染料や直接染料でカバーできる。一般に、黒や茶系の染料は革の表面のみ先着する傾向があり、浸透染色は得にくい。浸透染色のためには低分子量の酸性染料(浸透染料)を特に選んで用いる。しかし、浸透染料は水に濡れると革から溶出しやすい特性をもつ。耐光性が要求される家具用革などには金属錯塩染料が用いられる。金属錯塩染料は他染料に比べコストが高い。

    皮革ハンドブック(日本皮革技術協会編)樹芸書房 2005年:P32より転載

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