トップ > 用語集 > 染料 > ちょくせつせんりょう【直接染料】

  • 酸性染料と同様に水溶性基としてスルホン酸基をもつ。木綿を媒染することなく直接に染められることからこの名称がある。染色法により2種類に分けられ、一つは普通の直接染料、もう一つは金属塩後処理直接染料である。いずれも大部分はアゾ染料である。直接染料は、水に対する溶解度が高く、希薄状態では単分子状に溶解するが、濃度が増すに従って分子間相互作用が働き、染料分子同士が集合して会合体(ミセル)を形成し沈殿するものもある。また、染料溶液にカルシウムイオンやマグネシウムイオンを加えると沈殿する傾向がある。そのため染色用水に硬水を使用する時は必ず軟水化処理をする必要がある。

    総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p93より転載

  • 植物繊維(セルロース)に媒染剤を使用することなく染着する性質(直接性)をもつ染料。一つ以上のスルホン酸基(-SO3H)を有し、直線性、同一平面性が強い分子構造を持つ染料ほど直接性が強い。酸性染料と化学構造が似ていて、タンパク系繊維にも良く染着するタイプもあるが、直接性が強いものを直接染料と呼び、酸の添加により染着する酸安定性が強いものを酸性染料と呼び区別している。革にも良く染まり、酸性染料より濃色で表面染着性の染色が得られることが多いが、革の場合には両者の区別は余り重要ではない。

    皮革用語辞典(社団法人 日本皮革産業連合会):2012年11月28日転載

  • 代表的なアニオン性染料で革又は木綿を媒染することなく直接に染められる。酸性染料と似た構造と性質を有するが、一般に分子構造が長く、直線的である。そのため革繊維への親和性が強く、表面染着性を示す。

    A representative anionic dyestuff possessing an ability to combine directly to leather or cotton without mordanting. It has a similar molecular structure and property to acid dyestuff but a longer and liner molecular structure and hence a strong affinity to the leather and exhibits a tendency of surface dyeing.

    日英中皮革用語辞典(日本皮革技術協会・中国皮革工業協会共編)樹芸書房 2000年:0797Dより転載

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