トップ > 用語集 > 染料 > さんせいばいせんせんりょう【酸性媒染染料】

  • 金属錯塩染料に比べより簡単な染料母体を持ち、すなわち、染料に配位形成基を有するが、錯塩化はされていない染料である。これで染色後、金属塩で処理し、錯塩化を完結する。繊維上で難水溶性塩をつくり、湿潤堅ろう度の高い染色物が得られる。金属塩として、主にクロムが用いられたので、クロム染料とも呼ぶ。酸性浴で染色し、酸性染料の染色特性を有する。クロムイオンが染料に完全に配位するには少なくとも80℃以上の高温が必要であり、革では特殊な鞣し革でないと難しい。革では、金属塩処理を行わず、黒色の浸透用として用いることがある。この場合、染色革の湿潤や耐光堅ろう度は低い。

    総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p94より転載

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