トップ > 用語集 > 革の仕上げ > あにりんしあげ【アニリン仕上げ】

  • 塗膜の透明度は最も大きく、外観的に革本来の銀面模様の特徴を生かした仕上げである。均一に染色された革表面に透明な仕上げ塗膜を形成する仕上げである。仕上げ液は着色剤としては染料が主であり、タンパク質系及び合成樹脂バインダーに配合して塗布する。

    総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p138より転載

  • 革のきめ細かい自然の銀面模様の特徴を生かすため、透明度の高い塗膜形成を主眼とし、カゼインなどのタンパク質系のバインダーを主とする。顔料を含まない仕上げ剤を塗装した後、多くはグレージングで艶出し、平滑化、塗膜の固定を行う。きめ細かい自然の銀面層をもつ素材(カーフやゴートなど)に適用されることが多い。

    皮革ハンドブック(日本皮革技術協会編)樹芸書房 2005年:P43より転載

  • 甲革の仕上げの一方法。染色した革を、顔料を含まないか、又はごく少量含み、染料、タンパク室バインダー及びワックス等からなる仕上げ液を用いる。革本来の銀面模様の特徴が生かされ、天然皮革の良さを強調した仕上げ方法である。この方法で仕上げた革をアニリン革と呼ぶ。

    A fishing system for upper leather. It involves the application of a finishing mixture consisted of dyestuff, protein-based binder and waxes, etc. and containing no pigment to a dyed material. The system is suitable for visualizing the feature in native grain pattern and emphasizing its uniqueness. The leather finished by this system is called aniline leather.

    日英中皮革用語辞典(日本皮革技術協会・中国皮革工業協会共編)樹芸書房 2000年:0025Eより転載

  • 甲革に多い仕上げの一方法。染色した革に顔料を含まず、合成染料と主にタンパク系のバインダーからなる塗料を用いて、染色した革を仕上げる。透明感のある塗膜であるため、革本来の銀面の特長が生かされるので傷のない高品質の生地に適用される。この方法で仕上げた革をアニリン革と呼ぶ。塗膜の耐久性がやや低く、取り扱いに注意が必要である。

    皮革用語辞典(社団法人 日本皮革産業連合会):2012年11月28日転載

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