トップ > 用語集 > 革の仕上げ > ばいんだー【バインダー】

  • 革上で皮膜を形成するのに必要な膜形成能をもつか、または顔料など他の成分を革繊維に結合させるための結着効果をもつ高分子物質(高分子結合剤またはバインダー)である。カゼインなどの天然高分子、ニトロセルロースなどの改質天然高分子、およびアクリル系やウレタン系などを含む非常に広範囲の合成高分子(樹脂)が使用される。主にこの成分が塗膜の性状を決定するので、着色料と並んで仕上げ剤の中心的な成分である。

    皮革ハンドブック(日本皮革技術協会編)樹芸書房 2005年:P45 表1-14より転載

  • 塗料中の結合剤成分。革の仕上げに用いられる塗料中の造膜成分のことで、着色剤や助剤などを革に接着させる働きを持つ。一般にエマルジョンの状態にして使用され、エマルジョン-バインダーと呼ばれている。その成分はカゼインなどの天然物からアクリル系、ポリウレタン系など多岐にわたる。モノマーの種類と重合度、あるいは2種以上のモノマーの混合による共重合体の使用により、膜の性質を調節することができる。このため仕上げ剤はアイロン掛けにより容易に均一な膜を作り、目つぶし効果、革との接着性、ラッカーなどの塗料との親和性、耐光性などが向上する。

    皮革用語辞典(社団法人 日本皮革産業連合会):2012年11月28日転載

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