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  • 裏革【うらがわ】 Lining leather

    裏革は、靴下を介して足に接触しているので、汗と熱にさらされながら摩擦される。染色摩擦堅ろう度が低いと靴下を汚染し、クレームの原因となる。素上げ革より塗装革が、濃色革より淡色革が堅ろう度(汚染)は優れている。裏革は、また靴の履き心地を左右する大切な役目を担っているので、次の様な機能を備えていなければならない。‖当たりを良くするために、適度の弾性と柔らかさ、靴内が蒸れないように、吸湿・透湿性、J盥埣罎紡が靴内で滑らない程度の摩擦係数の大きさ、ご世砲茲覲廚梁蚕を防ぐ、耐汗性など。

    総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p204より転載

  • 靴の甲部を裏側から補強したり、足触りを良くするために用いられる革。羊、山羊、馬、豚、牛などの銀付き革や、床革が用いられる。クロム鞣しや植物タンニン鞣し後、染色し、張り乾燥した後、未塗装の製品と塗料仕上げを施した製品がある。鞄、袋物等その靴以外の革製品の裏張りにも用いられる。

    A leather class to use as a liner material of shoe upper for the reinforcement and the improved touch to foot. Grain or split leathers of sheep, goat, horse, pig and cattle, etc. which have been tanned with chrome and/or vegetable tanning agent, dyed, toggle-dried are used. They are available in coated or uncoated product. They are also used for a liner of products other than shoes such as luggages and handbags.

    日英中皮革用語辞典(日本皮革技術協会・中国皮革工業協会共編)樹芸書房 2000年:0100Hより転載

  • 靴の甲部を裏側から補強したり、足触りを良くしたりするために用いられる革。ヒツジ、ヤギ、ウマ、ブタ、ウシなどの銀付き革や床革が用いられる。クロム鞣しや植物タンニン鞣し後に、染色、加脂を施し乾燥後、未塗装の製品と塗料仕上げを行った製品がある。また、靴裏のみならず鞄、袋物などの革製品の裏張りにも用いられる。

    皮革用語辞典(社団法人 日本皮革産業連合会):2012年11月28日転載

  • 裏革は靴甲部の内側に接着またはミシン掛けをして甲革を裏張り補強する材料である。羊、山羊、馬、牛などの銀付革や床皮が用いられるが、日本では豚の裏革が多用されている。裏革は靴下などを介して足に接触するため、その性状は靴の履き心地と歩行中の足の健康に関係が深い。このため次の諸点が重要視される。1.弾力があり、足あたり(足への馴染み)が良いこと。2.足から発生する水分(汗)をよく吸収し、浸透し、仕上げ剤の使用量が少ないもの。3.歩行中靴内での足の移動(靴とのずれ)を防止するため、摩擦係数が大であること。ただし、摩擦が大きすぎると靴の着脱に障害となる。4.汗による革の性能劣化を防止するためにグルタルアルデヒドなどで再鞣を施したものが良い。5.靴下への汚染を避けるため染色摩擦堅ろう度が大であること。

    皮革ハンドブック(日本皮革技術協会編)樹芸書房 2005年:P55より転載

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