トップ > 用語集 > 革の損傷 (10件)

  • 原料皮中の油が酸化し、皮質分と結合することにより生ずるもので、特に乾皮に多い。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p18より転載
  • 不溶性の塩により皮の線維構造が破壊され、白色、黄色ないし褐色のはん点となり、革の銀面損傷のひとつである。この塩はリン酸カルシウム、炭酸カルシウムなどの混ざったもので、カルシウムは塩蔵に用いられる塩化ナトリウム中の不純物に、またリン酸は皮の成分に由...
  • 皮が船のエンジン室の隣に積まれた場合、時には40℃以上の温度になることもあり、皮質分が変化を起こす。特に湿度が加わると損傷を受ける。このように過熱が原因となり、起こる損傷をオーバーヒートという。輸送中にこん包の表面に現れる部分が、水分を失って乾燥する...
  • 牧場の周囲にある有刺鉄線あるいは木立に体を当てて摩擦することにより生じた外傷で、革になっても明りょうに判別されるものもある。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p18より転載
  • 牛バエの幼虫(ウジ)をグラブといい、この幼虫は牛の背部に寄生し、皮下から表面まで貫通した穴をあけ被害を与える。北米産の皮に多いが、欧州産のものにもみられる。1枚の皮に5個以上貫通した穴のある皮をグラブハイドと称し11月〜3月の北米産原料皮に多い。...
  • ダニの寄生が原因で、羊皮の銀面にみられる。まばらで小さな硬いイボ状物のことで、これが多数あると銀面は平滑性を失い、コックルの部分が堅くて厚いためき裂の原因となりやすい。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p18より転載
  • ダニ皮を言うが、本来は吸血性のダニを示す。ダニが吸いついた部分は、銀面の損傷がひどく、革の外観価値を著しく低下させる。ほぼ南北緯30度以内の地域に飼育されていた牛皮にみられる。暑く湿度の高い地域にもみられ、オーストラリアではクインスランド州産、また...
  • 剥皮のために行う皮下組織へのナイフカットが真皮に及んだために生ずる原皮損傷。傷の深さ、大きさにより、肉面から毛生面まで刃が通った傷をブッチャーカット(butcher cut)、皮の内面を広くえぐり取った傷をゴウジ(gouge)、真皮中央層まで侵入している刃傷をスコア(...
  • 牛皮のバット部で線維束の多くが銀面に対してほぼ垂直に平行して走行し、線維束同士の交絡が非常に悪く、このため裂けやすい革になる。ヘレフォード種の牛皮にみられ、常染色体劣性遺伝によって生じ、アメリカに限らずオーストラリア、ヨーロッパでもみられる。総合...
  • 家畜の所有を示すために、家畜の体の一部(バット部など)に焼き印(らく印)を付ける。このやけどは真皮の深部にまで及び、革としての価値が著しく低下する。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p18より転載
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