トップ > 用語集 > 革の仕上げ (31件)

  • あらゆる革の仕上げにおいて最も一般的に使用されるアイロンプレス処理で塗膜のつや出しと平滑化効果をあげる。アイロン・プレスには、油圧を用いるハイドリックタイプとロールタイプがある。前者は革の塗膜表面を加熱した平滑または表面が微細な凹凸状の金属板を接...
  • 通常のラッカー上塗りを行った後に黒色又は濃色で厚めのラッカー上塗り又はW/Oエマルジョンラッカー(ベール塗膜)を塗布する。制靴工程において綿バフを用い、塗膜表面を研磨してベール塗膜を除去し、不規則に変化する色調の濃淡をつけて立体感を強調する仕上げであ...
  • 塗膜の透明度は最も大きく、外観的に革本来の銀面模様の特徴を生かした仕上げである。均一に染色された革表面に透明な仕上げ塗膜を形成する仕上げである。仕上げ液は着色剤としては染料が主であり、タンパク質系及び合成樹脂バインダーに配合して塗布する。総合皮革...
  • 塗膜の透明度はアニリン仕上げと同程度に保持する。革表面のわずかな銀面の傷や染色の不均一性を修正しながら、革表面の銀面模様を保持する仕上げである。着色剤として染料を主とし、補助的に有機系でカゼインフリーの顔料を使用する。総合皮革科学(日本皮革技術協...
  • スムース、もみ、空打ち、型押し革の銀面に布きれ、タンポン等を用い、染料液を不規則な模様に塗布し、革に古風な雰囲気を付与する仕上げである。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p141より転載
  • 合成皮革の製法に準じた方法で、床革の仕上げに応用されている。乾式法と湿式法がある。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p141より転載
  • 上塗りに膜厚のポリウレタン樹脂を使用したプラスチック感の強い仕上げである。主に、二液性ウレタン樹脂を用い、湿気硬化一液性ウレタン樹脂を用いる場合もある。通常は銀面の損傷を隠し、仕上げ膜の付着性を向上させるためにバフィングを行う。下塗り工程はコレク...
  • 登山靴、ウォーキングシューズ、スポーツシューズ等の革に用いられ、革表面にオイル感を生じる。革を折り曲げたり、表面に圧力をかけた後に色の差が生じる。このタイプの革は下地革の調製から仕上げに至る過程でオイル(プルアップ)感を生じるように処理される。総...
  • 代表的な水性(タンパク質)仕上げ剤成分で、固着処理により耐熱性と耐溶性の優れた塗膜を与えるが、耐水性は劣る。皮革ハンドブック(日本皮革技術協会編)樹芸書房 2005年:P45 表1-14より転載
  • 天然物系仕上げ剤であるカゼインを主成分とし、染料、ワックス等を配合した仕上げ剤を用いて革表面に塗布する仕上げである。この仕上げの特徴は、ホルムアルデヒド液の添加あるいは別に塗布することによりタンパク質系バインダー膜の固定処理により耐水性等が付与で...
  • 塗膜中に無機系顔料を主に含有し、革表面の傷や染色のムラを目立たなくする仕上げである。塗膜の透明度は最も少なく、重く、色調の鮮明性は少ない仕上げである。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p138より転載
  • 主に床革の仕上げに応用される方法で、レバキャスト(バイエル社)が有名である、二液型ウレタン塗料を平面または型枠に流し込み硬化反応中に革と接着させてポリウレタン膜を形成する。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p141より転載
  • 革の銀面に平滑性と光沢を付与することを目的として、めのう、ガラス、金属などのローラーによって強い圧力を加えながら摩擦する作業。ローラーによる摩擦で発生する熱がこの作業の効果を高める。グレージング仕上げの主たる作業であり、通常銀面にタンパク質系仕上...
  • グレージングマシーンを使用する仕上げである。塗膜表面をガラスまたはメノウ等で往復運動して摩擦し、摩擦熱、加圧による表面のち密化とつや出し効果と平滑化効果をあげる。仕上げ剤にはカゼイン、アルブミン等のタンパク質系バインダーにワックス、シェラック、牛...
  • 紫外線硬化樹脂塗料を革の表面に塗布した後、紫外線照射装置を通過させることにより紫外線放射エネルギーにより樹脂の架橋あるいは重合反応が誘起され、極めて短時間に塗膜を形成する仕上げ方法で、皮革の分野では研究中である。総合皮革科学(日本皮革技術協会)199...
  • 近年、ポリウレタンの多様化が進み、皮革用として各種被膜特性を有する仕上げ剤が使用されるようになってきた。ポリアクリル酸エステル系やその他のポリマーにより耐水性、耐摩耗性等が優れ、塗膜感をあまり感じさせない表面仕上げが行える。なお、近年、水性ポリウ...
  • アニリン仕上げとカバリング(顔料)仕上げの中間的な仕上げである。銀面の傷や不均一さをカバーしながら革表面の銀面模様を残す。着色剤は染料と有機系顔料を併用し、小さな傷を目立たなくする。上塗り膜は無色または着色剤として染料を主に使用した着色被膜を形成...
  • 型押し革の仕上げに用いられ、型の凹凸を色の濃淡によって強調する方法で、タンポン、ロールコーター等で処理する。なお、色だけでなくつやのツートンもある。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p141より転載
  • 銀面上に既に形成された仕上げフォイル(フィルム)を転写する仕上げ方法。銀面に接着性の強いアクリルバインダー又はウレタンバインダーを塗布してその上に転写用フォイルを置いて加熱と加圧した後、支持フォイルをはぎ取る。透明で高光沢、多色模様、メタリック、...
  • 硝化度11〜12程度のニトロセルロースを主成分とし、可塑剤と有機溶剤からなる塗料。革の仕上げにはフタル酸エステルを可塑剤とし、エステル系溶剤可溶性のものが使用される。A clear paint containing nitrocellulose with a nitration degree in 11〜12 as a main...
  • 水が水滴としてはじかれるような革表面加工処理。加工剤としてはワックス、シリコン化合物、フッ素化合物等が使用され、主に仕上げ塗装に組み込む方法が採用されるが、ドラムを使用して浴中で処理する方法もある。多くの場合熱処理で効果が増強される。A leather fin...
  • スエード、ベロア等のフッ素系樹脂溶液またはエマルジョンを吹き付けてはっ水・はっ油効果を付与する仕上げ法である。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p141より転載
  • 革上で皮膜を形成するのに必要な膜形成能をもつか、または顔料など他の成分を革繊維に結合させるための結着効果をもつ高分子物質(高分子結合剤またはバインダー)である。カゼインなどの天然高分子、ニトロセルロースなどの改質天然高分子、およびアクリル系やウレ...
  • 合成樹脂バインダー(水溶液型、ディスパージョン型及びエマルジョン型)を主に使用し、革表面に塗膜を形成する仕上げである。下及び中塗りにおいて使用し、充てん性、造膜性、機械的性状等の強弱によりバインダーの洗濯及び配合を行った仕上げ剤を用いて塗装を行う...
  • 焦がし仕上げとも言われ、革の表面を綿バフの摩擦熱で焦がしたように処理した革である。通常のバインダー、顔料等の仕上げでは焦がし効果が得られず、タンパク質系仕上げ剤、ワックス、顔料、染料等を用いて仕上げる。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p140...
  • 光が多重反射して真珠様光沢の効果を示す仕上げ法で、パールエッセンスには天然魚鱗と雲母(うんも)を基材とした人口パールが利用されている。この仕上げは上塗りラッカー液中にこれらのパールエッセンスを加え、必要に応じて染料または透明性顔料で着色して使用す...
  • 革の表面に各色、各様の模様付けを行う仕上げ方法で、プリントロール法、捺染(なっせん)法、転写フィルム法がある。総合皮革科学(日本皮革技術協会)1998年:p141より転載
  • 耐水・耐薬品性、耐熱性、耐摩耗性の優れた塗膜を与え、モノマーと重合条件を選ぶことにより、塗膜の剛柔度を変えることが可能であるが、やや煩雑な塗装作業の管理を必要とする。皮革ハンドブック(日本皮革技術協会編)樹芸書房 2005年:P45 表1-14より転載
  • 反応性または非反応性ポリウレタンによる仕上げで、硝化綿系仕上げ剤よりも強靭な最終塗膜を形成する。二液型の場合は主剤の多価アルコール成分のクリヤーに多価イソシアネート成分のハードナーを配合した仕上げ液を塗布する。一液型は上記の成分を使用し、あらかじ...
  • 革の表面に金属の光沢感を表現する仕上げ方法で、次のような方法がある。(1)アルミニウム、ブロンズ粉をラッカー液中に混入して塗布する、(2)アルミニウムを真空蒸着した合成樹脂フィルムの転写箔を下塗りした革表面に圧着転写する、(3)上記フィルムを革の表面にラミ...
  • 硝化綿を主成分とした仕上げ剤で上塗り塗膜を形成する。ラッカー膜の外観はつやがある場合とつや消し(マット調)がある。つやは硝化綿ラッカーの種類により異なり、被膜の硬さ、伸び性、つや等を考慮して選択する。なお、つや消し剤(マット剤)はケイ酸塩、透明の...
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